コーヒービンで飼育している国産カブトの幼虫たちが、ひととおり蛹室を作り終えた様子だったので、観察を撮影のために露天掘りを決行。
コーヒービンの上の方から、100円ショップで買ってきた、柄の少しながいスプーンとマドラーを一本ずつ使いながら、まるで外科医にでもなった気分で掘り進めていました。上部は、マットがポロポロと柔らかく、簡単にすくえます。
半分くらいまで掘ったところで、徐々に土質が粘土状に変化していきました。さらに、掘り進めて行くと、ちょうど鶏のたまごくらいの固まりに出くわしました。黒い鶏の卵です。
そこの、てっぺんの所をカリッとスプーンで掘ると、「コンニチワ」ってな感じで、幼虫君とご対面になりました。だんだん、欲がでてきて、もう少し、もう少しと調子に乗って、掘っていきます。
円筒状に掘り進むと、蛹室がガラスの壁面ちかくに、作られていたので、上からも横からも観察できるようにしてやる~っと、さらにガラス面をふき取るようにきれいにして、完璧だと思ってました。
すると、やってしまいました。掘りすぎました。幼虫が、蛹室の底面を掘りすすみ、出て行ってしまいました。正直、欲をかきすぎました。
失敗した原因は、こうこうと明かりを照らしながら掘っていったことと、まだ、前蛹になるには早かったことかなぁと思っています。
あぁ、今日は、失敗してしまいました・・・というお話でした。トホホ。
記録事項:
2006/05/19(金):コーヒービン飼育の幼虫がほとんど蛹室を完成した日
2006/05/28(日):想定される蛹化予定日(蛹室完成より10~14日として)
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