カブトムシってどんな虫なんでしょう?
あなたは、あなたのお子さまに満足いく説明できますか?
笑えるようで、笑えないおもしろい話があります。 あるこどもが、買ってきたカブトムシが死んじゃったときに、電池をいれるところをさがしたらしいです。
カブトムシは、この頃では、デパートで売ってますから仕方ないのかもしれませんね。
打城は、断言します。「カブトムシは電池じゃ動きません」(そりゃそうだ)。
息子 「パパ、カブトムシって、なにで動くの?」
父親 「それはね、カブトムシのちからと、パパとおまえの情熱でうごくんだよ」
息子 「へぇ、パパは、ママがきげんわるいと動くのにね」
父親 「・・・」
それでは、カブトムシってどんな昆虫なのか? 一緒に、見ていきましょう・・・
まず、体長はオス30-54mm(角を除く)、メス30-52mmほどである。かつては日本最大の甲虫とされていましたが、1983年に沖縄本島でヤンバルテナガコガネが発見され、その座を失いました(残念)。
そして、オスの頭部にはおなじみの大きな角があり、さらに胸部にも小さな角がある。この角は皮膚が発達したもので、餌場やメスの奪い合い時に使用します。ただし角の大きさには個体差があり、これは幼虫時の水分や栄養状態で決まると言われています。一方メスには角はありませんが、わずかに頭部がとがり、脚が太く、鋭いとげが発達しています。これは土中にもぐるために都合がよいためこのように進化したと言われています。
カブトムシの分布は、本州以南から沖縄本島までで、日本以外にも朝鮮半島、中国、台湾、インドシナ半島まで分布しています。
成虫はクヌギやナラ、場所によってはサイカチやヤナギなどの樹液を餌にしています。カミキリムシの産卵や幼虫の摂食活動などによって傷がつき樹液が染み出た樹木に集まってくるとされていましたが、最近ではこの餌場はボクトウガの幼虫が餌となる小昆虫を誘引するために樹幹に掘った孔の出入り口を加工して、常に樹液が出るように操作している場所が多いことが判明してきた。
カブトムシの大あごはつやのある褐色の毛でおおわれていて、これに毛管現象で樹液を染み込ませ、なめとって吸っていきます。基本的に夜行性で、昼間は樹木の根元の腐植土や枯葉の下などで休み、夕暮れと共に起きだして餌場まで飛んでいく。朝が明ける前には再び地面にもぐりこむが、昼になっても木の幹にとどまっていることもあります。
樹液が染み出る箇所には他にもクワガタムシ、スズメバチ、カナブン、チョウ、ガ、ハエ、アリなど多くの昆虫が集まってきますが、カブトムシは体が大きくて硬いため良い場所を独占しやすいです。他の昆虫を押しのけて悠然と樹液を吸う様を指して森の王者などと呼ぶ人もいます。ただし、そんなカブトムシにも、昆虫以外でモグラやフクロウ、そして人間などの天敵がいます。(いちばんの天敵は人間なのかもしれませんね)
※この文章は一部ウィキペディアより引用しています。