【カブトムシは卵をどのくらい産むの?】
カブトムシのメス1頭から約30個前後は採取することが可能です。多いときには、50個前後取れることもあるみたいです。
ちなみに、わたしは、はじめて採卵したとき、大プラケースで飼っていたメス1頭から、40個採卵することができました。
※画像をクリックすると拡大表示されます。
【カブトムシの卵の大きさは?】
産卵されてすぐのカブトムシの卵の大きさは、だいたい1.5mm程度。 孵化する直前の卵の大きさは、だいたい3.0mm程度。
【カブトムシの卵の形って?】
産まれてすぐのカブトムシの卵は、細長いだ円形ですが、日数がすすむにつれ、まん丸なピンポン玉のような形になり、ひと回りくらい大きくなります。
前に、人工孵化させようとして、採卵して、経過を見ていたときなのですが、綿がついたような、ふわふわな感じになって膨れ上がったことがありました。最初、こんな風に成長するのかと思っていましたが、カビでした。初めてのときは、こんな失敗もあります(私だけかなぁ^^)が、正常な卵は、見た目でわかると思います。
【カブトムシの卵の色は?】
産卵されてすぐのカブトムシの卵の色は、真っ白なかんじで、孵化する直前になると、少し黄色味・オレンジ味を帯びてきます。黄色くなってきたら、もう幼虫が生まれるのに時間はかからないでしょう。
わたしは、はじめての採卵の際に、みつけられるかなぁと心配になりましたが、腐葉土の黒に対して、明らかに白く目立ちますので、大丈夫でした。なんか、子供と一緒にやると、宝探しみたいで楽しいし、容易に見つけることができますよ。
【孵化までのどのくらいかかるの?】
卵から初齢幼虫に孵化するのに必要な時間ですが、短くて10日以内というものもあるみたいですが、約3週間くらいかかります。
【卵をとるタイミングは?】
採卵が目的であれば、産卵していたメスが死んでから1週間くらいをめどにするといいと思います。逆に、幼虫を採集したいのであれば、産卵していたメスが死んでから、約3週間を経過してからにするといいでしょう。
【カブトムシの卵の取り扱い方は?】
産み落とされてすぐのカブトムシの卵は、色も白くてだ円形で、できるだけ触らないようにしたほうがいいです。採卵するときに、中から汁がでているような卵は、孵化する見込みはないでしょう。本当ならば、幼虫になるまでそっとしておくのが一番いいのですが、どうしても人工孵化させたいなど目的があり、採卵する必要があるというのなら、プリンについてくるようなスプーンを清潔に洗ったものを使用してすくいとるようにしましょう。直接、手で触ると、人間の手についているごくわずかな細菌などが、卵に影響を与えて卵にカビが生えて死んでしまったりすることがあります。ある程度、ピンポン玉になり、色も黄色っぽいものなら、大丈夫ですが、こちらも、つぶしてしまったりの事故を防ぐために、スプーンを使うほうが安全だと思います。