カブトムシって、幼虫と成虫でぜんぜん形が違いますよね。カブトムシの完全変態・・・まさに、七変化。それぞれの呼び方・変化などをまとめてみました。
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【卵】
形は、白くて丸い。産まれた直後は細長い。
日が経つにつれピンポン玉のようになり黄色味をおびてくる。
大きさは1.5mm〜3.0mmくらい。
期間:約2週間 |
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【1齢幼虫】
初齢(しょれい)幼虫とも言う。
孵化した直後は頭が透明っぽく白い。少しずつ茶色から黒っぽくなっていく。 大きさは、6mm〜12mmくらい。
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【2齢幼虫】
1齢よりも頭の幅が広くなっている。1齢幼虫と同じように脱皮した直後は頭が透明っぽくて白い。段々茶色から黒っぽく色が変わってくる。 大きさは、15〜20mmくらい。
期間:約3週間 |
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【3齢幼虫】
終齢(しゅうれい)幼虫とも言う。1,2齢幼虫同様に脱皮した直後は頭が透明っぽくて白い。段々茶色から黒っぽく色が変わってくる。 大きさは50〜100mmくらい。ごく稀に、さらに脱皮して4齢幼虫へとなる場合があるらしい。この場合、成虫になるのは難しい。
期間:約9ヶ月 |
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【前蛹-ぜんよう】
蛹化する準備状態の幼虫。通常3齢幼虫として充分に発育が進むと蛹化ホルモンが分泌され、蛹室を作成したあとこの状態になる。卵のときとこのときが昆虫にとって最も無防備であるため、飼育時の取り扱いにも充分な注意が必要となる
期間:約7日〜10日 |
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【蛹-さなぎ】
完全変態をする昆虫が、成虫になる前に経る過程で幼虫・成虫とも違う形態へ変態したときの名称。大抵の種類が蛹になると成虫に似た形に変態する。
期間:約3週間 |
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【成虫-カブトムシ】
オスの頭部には大きな角があり、さらに胸部にも小さな角がある。一方メスには角はないが、わずかに頭部がとがり、脚が太く、鋭いとげが発達している。交尾をして、産卵する。
期間:約1〜2ヶ月 |