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【カブトムシの人工蛹室のつくり方】 カブトムシを人工飼育下で、飼育・観察していて、感動することといえば、やはり蛹化(ようか)、羽化(うか)の瞬間に立ち会えることではないかと思います。
その瞬間は、自然界において観察するのはプロでないとなかなか難しいと思います。そこで、こちらのページでは、 国産カブトムシの蛹化・羽化シーンを観察するために必要となる「国産カブトのための人工蛹室」の作り方について、いろいろと紹介していきたいと思います。 いくつか方法があるので、何回かにわけて、私が人工蛹室について失敗した点や うまくいった点などを交えて紹介していきたいと思います。ただ、はじめにお断りしておきますが、これらの方法を試したからといって、 必ずしも完璧な蛹化・羽化を約束するものではありません。くれぐれも自己責任でお試しになられることをお願いいたします。 【試行錯誤いろいろ】 カブトムシの人工蛹室を作成するにあたり、トイレットペーパの芯、ダンボール、コーヒービン、紙コップ、スポンジなど身近にあるものを組み合わせて、いろいろ人工蛹室を作ってみました(写真参照)。なかには、突飛なものもあると思いますが、いろいろと試行錯誤してみました。どこかのサイトで卵のパックを利用したら、大量に人工蛹室が作れると 書いてあるのを見たので、ちょっとこんな感じかなとやってみたりもしました(笑)。 「ハイちょっと!後ろの左側の子こっち向いて、もう少し詰めて!」なんて、 記念撮影するにはイイ感じかもしれないんですが羽化するときに大量にでる水分や脱皮後少し登るためのスペースが必要なはずなので、なんか問題がおこりそうということで、 この方法はやめておくことにしました。 それから、どの方法でも、基本的に蛹を人工蛹室に移し変えする際は、このようなスプーンを用いて移動し、できるだけ手で掴むようなことは避けるようにしました。それでは、ひとつずつ作成方法も踏まえながら検証していきたいと思います。 【国産カブトムシ専用 人工蛹室いろいろ】 国産カブトムシ専用の人工蛹室です。外国産カブトムシの場合、蛹室を横向きに作るため、こちらの方法は使用できませんので注意してください。