【カブトムシの幼虫のオスとメスの違い】
カブトムシの幼虫をオスとメスを見分けることができたらよいと思ったことはありませんか?でも、成虫と違って幼虫のオスとメスを見分けるのって難しいですよね。こちらでは、そんなカブトムシの幼虫のオスとメスの見分け方をご紹介したいと思います。各方法の確実性を★の数で表していますので、参考にしてみてください。
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【幼虫の体重で見分ける】★★★★★
3齢幼虫も終盤になってくると、その体重でだいたいオスとメスがわかります。あきらかにオスの方が重くて大きくて、メスの方が軽くて小さいので、幼虫を大量に飼育しているとわかると思います。キッチン用のはかりなどを用いて体重測定してみましょう(衛生上カブト専用に別途購入した方がよいです。ホームセンターにて¥1,000程度で購入できます)。目安としては、オスが25g〜33g前後で、メスが20g〜25g前後。30gを超えるものはオスと判断して間違いないと思います。
【幼虫のおなかのところで見分ける】★★★
ネットや本などで言われている方法のひとつで、幼虫のおなかにV字マ−クがあるかないかで見分けるものです。V字マ−クのあるものはオス、ないものはメスと見分ける方法です。V字マークといっても、似たようなのがいっぱいあって、なかなかわかりにくいのですが、写真のように黒くて小さなV字マークがあるのがオス、ないものがメスと見分ける方法です(画像をクリックすると拡大表示されます)。
オスの場合 |
メスの場合 |
ただ、オスだと思っていたら、V字マークが薄かったりして確認できないものもいたりして、間違いなく見分けられるとは限らないので、そのときは、ご勘弁を。
【幼虫のいる深さで見分ける】★★
幼虫のマットの交換をしていて気がついたのですが、オスとメスで潜っている深さが違うような気がします(あくまで感覚的なものなので、間違っていたらすみません)。コンテナ飼育しているものですが、11月末のマット交換のときですが、下から5センチくらいは、20g〜25g前後、下から10センチくらいのところで25g〜33g前後の幼虫がいました。想像するにメスの方が深いところにいるのかもしれません。
【卵を持っているかどうかで見分ける】★
カブトムシでは、わかりませんが、クワガタだと卵の元があるかないかで見分ける方法を用います。幼虫によって白いところがあるのと、ないのとがいますが、ひょっとしたこれでも確認できるのかもしれません。あまり、確実性はないのですが、検証してみるのもよいかもしれません。