【カブトムシを飼うためにオオクワガタを飼う!?】
オオクワガタを飼育している方のお話で、国産カブトムシの飼育は簡単だというお話をよく耳にします。よくよく聞いてみると、オオクワガタの「菌糸ビンの食べ残し」をカブトムシに利用しているとのことです。そうすると、カブトムシの幼虫が大きくなるらしいです。あと、「オオクワガタのフン」を入れるのもいいという話も聞きました。いったい何故なのでしょう? 国産カブトムシしか飼育していないとなかなか大きくならないのに・・・。
ここからは、憶測(打城的には・・・あまり根拠のない想像^^)となってしまいますが、カブトムシもクワガタムシもその幼虫は、自然界の中では「分解者」としての位置づけられているからではないでしょうか? そして、クワガタムシの方が分解者としては、先に位置付けされていて、カブトムシの方が後に位置付けされている。つまり、クワガタムシの分解したものをカブトムシに与えた方が効率がいい。
さらに言えば、それぞれの幼虫の「腸内細菌・バクテリア」の働きが影響をしている。だから、クワガタのフンには、カブトムシの腸内細菌では、分解しきれないものを分解する腸内細菌・バクテリアが含まれていて、カブトムシの消化吸収を手助けしてくれると考えられないでしょうか?
カブトムシを飼うために、オオクワガタを飼うなんて、面白くないですか? オオクワガタの幼虫を菌糸ビンで飼育してみるのも一考かもしれませんね。でも、オオクワガタ飼育が面白くなっちゃって、国産カブトムシを忘れちゃわないでくださいね。お願いします^^
【ポイント1】
オオクワガタに使用した菌糸ビンの食べカス・フンがカブト幼虫に効く
【ポイント2】
菌糸ビン食べカスを利用する際は、白い菌糸部分は取り除くこと |